モリ愛復活宣言

大学時代、わたしの青春は30過ぎのおっさんたち「TEAM NACS」に注がれていました。
森崎博之という人が大好きで、森崎さんが結婚したときには、まあひどく落ち込んだものでした。
大学の友人を巻き込み、彼女を立派な「小魚ちゃん」に仕立て上げ、時に京都や大阪や静岡のお姉さん方に遊んでもらった、たのしい大学時代でした。


大学を卒業して就職し多忙になるにつれ、彼らから少し離れるようになっていました。
出演しているテレビはたまたまついていれば見る程度、よってほとんど見ていないに等しい。
洋ちゃんはバラエティー出演が多かったから、ちらちらと見ることはあったんだけれども・・・
気がつけば、ブランクはおよそ4年にもなっていました。


つい数週間前のことです。
ふと森崎さんの最近のお写真を拝見しました。
「ああ、お父さんの顔になったなあ」とほっこりしました。とてもいい顔でした。
結婚しても、二児の父になっても、わたしの中で森崎さんはすごく素敵な人でして・・・
ぐわっと昔のことがよみがえりました。
少ないけれど、持っている限りのDVDを見返しました。
正直「HONOR」すら見ていなかったのです。


やっぱり彼らが好きだなあと心の底から思いました。
また少しずつ、彼らのお仕事を見守っていくことにしようと・・・


そんなわけで、
モリ愛復活宣言
TEAM NACS愛復活宣言
でございます。


またどっか、ふらっと旅に出てしまうこともあるかもしれません。
でも、大学時代、あれだけ大好きだった彼らですから、根底ではずっと好きでいるだろうと思うのです。
生ぬるいながらも応援できたらなと。


以前は別の場所にブログをつづっていましたが、きょうから統一。
気がつきゃ40前のおっさんたちにまたちょっとワーキャーします。
どうぞよろしく。

キヨちゃんへ

どうしてだろう。わたしはキヨちゃんが時々とても気になります。
ジャンピングニー時代もあんまり知らないし、ハチキーズもあまり。でも、キヨちゃんに何かあったとき、いてもたってもいられなくなるような気持ちになるのです。
調べてみたら、わたしとキヨちゃんは誕生日が一緒。だからってわけじゃないだろうけれど、キヨちゃんはずっとずっと気になる存在です。

そんなキヨちゃんが、長崎へ旅立ちます。旅立つというより、里帰り、と言うのわかりませんが・・・。
47都道府県住みます芸人。
企画を聞いたとき、自分の住むまちには誰が来るのかなとか、ワクワクしたものでした。
もう、みんなの旅立ちは、きょうなんですね。

キヨちゃん。
あなたのブログを読んで、号泣しました。
NSCへ入るときのお父さんやお母さん、彼女とのエピソード。ジャンニーを解散して、ハチキーズも解散して、芸人を辞めようかと思っていたところにこの仕事が入ったこと。
もともとは長崎を出たいから、お笑い芸人になると上京したこと・・・
あなたの東京での10年間、わたしはほんのちょこっとしか知りません。わたしやみんなには知り得ないいろんなことが、あったでしょう。わからないけれど、想像したら、涙があふれていました。

たぶん長崎では、キヨちゃんをあたたかく迎えてくれる人がたくさんいると思います。
その一方で、厳しいことさみしいことたくさんあるでしょう。
キヨちゃんが長崎へ行く、ってことは、わたしが普段見ているライブの配信でも、あなたの姿を見られなくなるってことですね。
とてもさみしいけれど、よく考えれば、わたしが住むまちから長崎までは、新幹線や電車を使って、4時間くらいかな。
東京よりは、近くなるんですね。
長崎へ遊びや仕事で行ったとき、テレビでキヨちゃんの姿が見られるでしょうか。そのときを楽しみにしています。
わたしも、キヨちゃんと同じようにわたしのまちに来た芸人さんを応援しますね。

あなたの選んだ「道」が、キヨちゃんらしい道となりますように。
どうかお元気で。オッケーケーオー!

策略家男子

ハマるつもりはさらさらなかったのに、御茶ノ水男子にハマってしまった。

正直なところ、見た目から入った。
でも見た目から入って芸人を好きになるなんて、中高生のとき以来だ。

彼らを初めて見たのは、「超能力スペシャル2010」という特番のとき。
しいはしジャスタウェイ」「おもしろ佐藤」なる何だかふざけた名の若手芸人がいることは知っていたけれど、実際に顔を見るのは初めてだった。ジャスタウェイがふわふわの髪の毛で色が白くて、まるでジャニーズの子みたいだなあと思ったのをうっすらと覚えている。ちなみに、佐藤さんの記憶は、ない。

最初の記憶はそれぐらいで、その後といったら、本当に最近のこと。
イシバシハザマシチサンライブでBLについて語る彼らを見て「あ、これが御茶ノ水男子って人たちか」と思った。BLコントをやる人たちがいる、というのもうっすらと知ってはいたけれど「どうせ」という気持ちがあって、見ようと思ったことはなかった。がしかし。ライブでBLについて話す彼らを見て、腐女子に敬意を払っているんだなあと思い(わたしは腐女子というほどではないけれど)彼らのコントを見てみることにした。なんかわかってんなぁーと感心した。
でも、彼らをもっと好きになったのは、BLコント以外で。ネタを見始めると止まらず、動画サイトでどんどんネタをあさった。こういうのは、ライスを好きになったとき以来かなあ・・・。

見た目から入って芸人を好きになるって、少し「だめなこと」のようなイメージが実はあった。あるときから「顔ファン」という言葉が広がり、顔ファン=悪みたいに言われてきたし、もちろん、顔だけ見てネタを見ない人たちは迷惑きわまりない。

先日のルミネtheよしもとなう。で彼らはこう言っていた。
「見た目から入ってもらっても全然かまわない。大事なのは僕らを知ってもらうこと。そこからお笑い好きになってくれたらうれしい」
実に潔くて、気持ちがよかった。
思えば、オリエンタルラジオのあっちゃんは彼らを「女の子にモテたい感じが露骨に出過ぎて、逆に潔くて好き」と言っていた。
あー、まさにその通り。
彼らの髪型も顔も、白いシャツにネクタイ、ジーパン、白いスニーカーというユニホームも、爽やかで女の子ウケしそうなポイントが多い。
ジャスタウェイがたまにおでこを出してみたり、眼鏡をかけたりしているのも、これまた女子が好きなパターン。(佐藤さんは狙えているようで狙えていないところがいいんですよ・笑。ちなみに眼鏡はあんまり似合わないなー)
御茶ノ水男子」という名前や見た目から受ける、フレッシュでかわいらしい男子!みたいなイメージとは裏腹に、彼らは相当な策略家なんだろうな、と感じた。
けっこうこずるい奴らだ。
「僕らはあざとくやってますよ」のジャスの一言が、ぴりっと効いててこれまた爽快だった。

策略家は、大好き。
たまにでいいから、ほんのちょこっとだけわたしたちにもその策略を教えてほしい。
あざとさを時々見せてほしい。
でも、ほんとうにおもしろいのは、策略通りにはいかず、もだえあえぎながらも前に進んだ後、できたもの、かもな…。

彼らは見た目から受ける印象よりもずっとマイナスのパワーの大きい人だちだと思う。
特にジャス。
でも、そのコンプレックスを昇華することが、きっとできるはず。
佐藤さんはその真逆で太陽のような人だから、御茶ノ水男子の斬り込み隊長かつ広報部長的な立場で、ザクザク前へ進めるのでは。

こんなふうにえらそうに書かせてもらっておきながら、わたしはまだ御茶ノ水男子に注目しはじめて数カ月といったところ。これからどんな彼らがみえるのか、ワクワクが止まらなくて、こんな文章を書いてしまったのだった。
(わたしには珍しくほぼ一気書き!)

* * * * * *

私的な話ですが、広島から岡山を経由して香川へ帰ろうとしたところ、
岡山駅で会社の先輩から電話。
岡山にいるある仲間のみなさんとともに飲んでるからおいでってことで、終電まで騒いで、ワタワタしながら香川へと帰りました。
なんとも濃い一日でした・・・。

麒麟ちゃんとわたしの約9年間

※久しぶりのブログ更新です。
下書きとして書いておきながら、アップしていなかった記事をアップします。
話、古っ!

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2月26日、麒麟の単独ライブツアー「祝!結成11年と半年!!麒麟の漫才ライブツアー」@よしもと紙屋町劇場(広島)に行ってきました。

なんと、9年ほど彼らのファンをやっていながら、生できちんと舞台を見るのは初めてでした。
ツアーに行くのを決めたのは1週間くらい前のこと。
いまはもういちいち彼らのスケジュールを確認していないので
ツアーのスケジュールなんてまったく知らなかったのです。
たまたま買ったマンスリーよしもとの記事と写真が目にとまり、広島だったら行けるかもーと思っていたら
休めそうだし土曜日だし空席あるし、願ったり叶ったり!ってことで、行ってきたのでした。

9年もファンをしていて初の生麒麟
当然感動しましたが、それと同時に自分のこれまでの横着っぷりを激しく反省。
こんなにも楽しい漫才をやってくれるなら、もっと足しげく通えばよかったではないか、と。
それぐらいに二人で楽しそうに、キャッキャと漫才やってくれました。
ゲストの千鳥に「麒麟さんあれだけイチャイチャしはって・・・」と言わしめるほどでしたから・笑。

会場に60代以上のおばあちゃんがちらほらいらっしゃったのも印象的でした。
さすがはおばあちゃん子芸人。
若い女性やカップルから男性だけのグループや妙齢のご夫婦まで、幅広い世代に愛されているんだなあ〜とほっこりしました。
こういうの、地方ライブツアーの良さなのよねぇ。
ファンばかりでないゆるーい空気というか、内輪ネタが使いにくいから、ある意味きびしくもあるし。
あと、ファンの女性たちが川島さんのことを「あきちゃん」と呼んでいたりして
新鮮であるとともに、あ、「あきちゃん」て呼んでいいんだ、と感じました。
(川島さんだけは、照れてしまって「川島さん」としか呼べないんです。てへ)

さて。
オープニングの漫才が爆発的におもしろかったです!
どこまでネタ合わせをしていてどこからがアドリブなのかわからない漫才でした。
M-1なんかだと、かっちりとネタを決めるだろうから、そういうものを見ることが多かったのですが
彼らはやっぱりハプニングがあるとおもしろい漫才師だなあと。
名言「おまえがしっかりせぇよ!麒麟は!」の場面をも思い出しましたね。

たむちんが漫才があまりに楽しかったのか、「もうええわ」ときれいにシメることができず
「もうええわぁ、ウヒヒヒヒ〜」
となって「どうやってシメるねん!」と川島さんに怒られていたことが印象的。
これまであんなにも自由に楽しそうに漫才をしているたむちんを見たことってあまりなかったなあ。
「親戚としゃべってるみたいにすな」とも怒られていました。


振り返れば・・・わたしが麒麟と出会ったのはM-1グランプリ2001、
その後、彼らが朝の4時ごろにやっていたラジオ番組をかじりつくように聞いたり
(そもそも香川県在住なので、関西のラジオ番組を聞くこと自体、ちょっと努力が必要)
知人に録画してもらった番組スタート当時の「麒麟の部屋」を何度も何度も見たり・・・
(いまでもたまに見る)

青春時代の中心に彼らがいたなあ。

最初は川島さんかっこいい!おもしろい!みたいな感じだったのが、徐々に田村さんに心惹かれ、
やがてそれが逆転。
熱愛報道あり、「ホームレス中学生」が売れ、不仲説もあり、たむちんのお父さんが見つかり、
たむちんが探偵!ナイトスクープの探偵に抜てきされ・・・破局もあり・・・(笑)。
初めは朝のわけわからん時間にラジオをやってた若手が成長して、
全国ネットの番組にも出て、人気者になって、ベストセラーまで出す・・・(しかも映画化して、キャストはたむちんの希望通りだったし)いろんな夢を見させてもらいました。

でも、一方では「M-1の申し子」とまで言われながら、優勝できない、最後は決勝にも行けない
涙をのんだときがたくさんありました。
M-1にかんしては、これは決勝に行けないだろうなとか、なんとなくわかってしまうし
M-1と共に駆け抜けた麒麟だったけど、それに苦しめられたときもあっただろうね。
当初はM-1麒麟が優勝することは、いつか来る当然のことだと思っていました。
それは本人たちも「かならずいつか」と思っていたはず・・・

でも、いまはそんなときを超えて、
あ〜ほんとに彼らは漫才が好きなんだなあ、二人でキャッキャやんのがそんなに楽しいのかくんにゃろう!!と思わせてくれて、
生ぬるいながらも彼らが好きで本当によかった、と思いました。
幸せでした。

なんて言うとなんだか最後みたいですが・・・
(オープニングであまりにあたたかいお客さんの拍手に、川島さんが
「別に最後の漫才ってわけじゃないんでね」と言う場面も)
こんな感じがきっとずっと、20年も30年も続くだろう、続いたらいいなと思います。
芸人、タレントとしては、いま少し落ち着いてきて、これからもう一つ山や谷を越えなきゃいけないところなんだろうな、とは思うのですが。
大好きな麒麟ちゃんのことだから、いつまでもわたしたちを楽しませてくれる、そう信じています。

M-1が終わる

M-1グランプリが終わる。


そう遠くないことだろうとは思っていたけれど、やはり10年目の今年だったか。
マンネリ化だとか、年々つまらなくなっているだとか、そんな批判も耳にはしていたけれど、新しい漫才師はどんどん生まれ、新しい漫才の風が毎年吹き、
まだまだ続くだろう、これからが楽しみな漫才師がたくさんいる、わたし自身はとてもわくわくしていたところだった。


単純に、さみしい。
M-1グランプリNHKの「爆笑!オンエアバトル」は、わたしの青春のど真ん中にあった。
好きな芸人がオンエアバトルで年間チャンピオンに選ばれること、M-1グランプリで優勝すること、
それが中高生だったわたしにはとても大切で、
いちファン、いち視聴者とは言えないくらいの力の入れようだった。


「高校生だったらもう生きて行けないと思う。だから単純に高校生じゃなくてよかった。」


と、構成作家の業務用菩薩さんがtwitterでつぶやいていた。
業務用菩薩さんは、わたしとおそらく一つか二つしか歳が違わない。
なんだかその通りだと思った。
もしも高校生だったら。
もしかして、いま現在も、夢破れて、漫才師になることをなかばあきらめている若者もいるのかもしれない。


高校生のころ、ある女の子に誘われたことがあった。
M-1グランプリに二人で出ない?と。
結局出場することはなかったけれど、それほどに「M-1グランプリ」は、お笑い芸人やお笑い好きにとって「夢」だったのだろう。



ハリガネロックユウキロックさんが、自分たちが出場していたころの話をしていた。
M-1で勝つための漫才を研究した末、最後の年はああいう形になった。
わたしにとって中川家ハリガネロックますだおかだはカリスマ的存在で、
あのときのハリガネロックは・・・
そうだなあ、、、どうしちゃったんだろうって感じで見ていた。
でもやっぱりM-1を獲りたくて、漫才が大好きで、まっすぐにぶつかっていた彼らが好きだった。
もちろん今も。


ユウキロックさんが、りあるキッズの安田君に
「お前らも今の歳で出してあげたいな。」と言っていた。
そうわたしもずっと思っていた。
20歳そこそこでコンビ歴10年を迎え、もう出られない。
安田君は「ずっとM-1戦士でいたかった」という。
彼らはわたしと同い年、まだ25歳だ。


ユウキロックさんは続ける。
「死ぬまで戦い、目標のある戦いなんか、ない戦いに比べればぬるいです。」


それに対する安田君の
「この歳で目標のない戦いを強いられる運命だと思います。」って言葉も、またしみた。


出場資格がなくなった者にとっても、M-1という大会は、そういう存在だった、ってことだ。
テレビにたくさん出て売れても、コンビの仕事が少なくなっても、
それでもM-1はいろんな芸人にとって「夢」であり続けた。
だから、南海キャンディーズスピードワゴンオリエンタルラジオも、
M-1の舞台に戻った。


吉本興業朝日放送は、会見で「新しいイベント」という言葉を使っていた。
それに期待はしたいけれど、どうなるんだろうなあ。
今度は、コンビ歴10年も何も関係のない大会はどうだろうか、っていう声もよく聞く。


やっぱり、「漫才師たちの夢」であり、「視聴者の夢」であり、
テレビ好きにとっての「年末の風物詩」でもあった、そういう大会の存在は絶やしたくないよな・・・
システムや形は変わったとしても、
いつまでもそういうものがあり続けて欲しい。
もちろん、ほんとうに、純粋におもしろい漫才を探す漫才師とお笑い好きのために。


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業務用菩薩さんのtwitter
ユウキロックさんのtwitter
りあるキッズ安田君のtwitter


ユウキロックさんのつぶやきは、Togetterでもまとめられています
M−1準決勝前夜&決勝進出者が決定した日、ハリガネロックのユウキロックさんが赤裸々に語る

キノボクの心地よさ

演技をしている池田が好き、ということで毎回わくわくしながら見ている「木下部長とボク」。
池田については、しずるのコントによく出てくる意地悪そうなおっさん(店長とか)の役が好きなんですね。
意地悪な顔が最高にうまいと思うんです、彼は(笑)。
なので、3回目まで見て、あくまでストーリーテラーに徹している彼を見て、
やや物足りなさも感じるんだけど・・・
やっぱり池田はできる子だと思います。(基本的に、池田に関してはべた褒めします。口癖なのです)
そして、いつの間にか木下部長(板尾さん)の魅力にすっかり吸い込まれている・・・と。


板尾さんのキャラクターが存分に生かされたドラマですよね。
板尾さんがサラリーマンになったらもしかしてああいう感じなのかなあ、といったところでしょうか。
実際あんなに帰りたがる人は部長にもなれなければサラリーマンもやっていられないでしょうが(笑)、
時々発揮する木下部長のアイデアとか、ちょっとした社交性とか・・・社会人として見習わなくてはいけない点が・・・・(ほんとにね)。


たとえば先日の放送、スナックのママから間違えて刺繍されたおしぼりをもらってきて、さりげなく配る。
顔をつきあわせて食事をすると気をつかうから、食事は一人一人仕切りのあるラーメン屋で。
できそうでできないことなんですよねえ。
やるのが当たり前だけど、「そんなもん辞めたらいいやん」っていう悪しき習慣とか「こうしたらいいのに」っていう新しいアイデアは世の中たくさんあるんですよ。
でも、それを実行できないのが今の社会というか。
ベターな方法がわかっていても、できないんですよね、いろいろあって。


でも、木下部長は「辞めたらいいやん」ってことは辞めることができる。
「こうしたらいいやん」っていうアイデアを、ぽんっとやってみせることができる。
そこが木下部長(と板尾さん)の魅力なんですよね。
(そう考えると、木下部長になりたくなる・・・)


語り部としての池ちゃんですが、ナレーションがなんとも自然でわたしは好きです。
こういう普通の青年をやっても、彼はきちんとできるんだなあ、と。

脇を固めるよしもとオールスターズ(笑)も注目ですよね。
個人的に、津田寛治さんの隣で「まあまあデキるサラリーマン」を演じきっている山下さんがすごいなと(笑)。
普段はできない人なのになあ。
現場でどうなんだろう?めちゃくちゃせりふ噛んでるんじゃないか?とか、いろいろ考えますね。


あと、やっぱりPOISON阿部ちゃんと大地さん。
わたし阿部ちゃんの演技、好きなんですね。
「ハッピーな片思い」は、個人的には阿部ちゃんのものだと思ってる。
「たもっちゃん」への思いを語るシーンなんかは、ほんとうに味があって大好き。
ココリコ田中さんは、絶対的な安心感。

そして池ちゃんの相方の村ちゃん。
ギラギラな「君島部」の中でちょっぴり小さいですが、村ちゃんのウザさがぷんぷん出ていて最高。
君島部のみなさんも、木下部のぬるーいゆるーい空気とは真逆で、キラッキラのギラッギラなところがおもしろい。

ちなみに、うちの母が板尾さんと南こうせつさんの「君とボクと」を絶賛しています。