サマンサタバサ閉まっちゃう

 カナリア単独ライブ「ヒッシノパッチ」in岡山3丁目劇場、行ってまいりました。


カナリアのことをよく知っているお嬢さん方もいれば、ぜんぜん知らないおじさんおばさんもいる、
なんとも地方らしい会場だった気がします。
しかし、南国の鳥が飛んだところでわりと大きな拍手があがったところを考えると、半分以上のひとは
ふだんからオンラインやらなにやら見ているのかもしれないですねぇ。
私もそのひとりであり、おお、生「南国の鳥」だ、なんて。

M−1に向けたツアー、ということもあり、漫才は5本。
しかしどれも長いと感じることはなく、むしろオチの言葉がやってくると「あーもう終わり?」と思う。
お客さんを退屈はさせてない。
退屈はしないけどドカーンというインパクトをもたせるにはもう一歩、という印象も。
ただ、M−1に持っていくにはカマキリのネタをおすすめしたい。なんとなくですが(笑)。
ボンちゃんが安達さんにボケを指示する、というネタも、ボンちゃんががんばるネタが大好きな私としてはおすすめのひとつ。
ちなみに、どちらのネタからでもありませんが、タイトルの言葉はかなりお気に入りのボケでございます。


中盤長めのトークコーナーがありまして、そこで印象に残ったお話を箇条書き。

・岡山といえば元相方の哲平さん(岡山出身)を思い出す安達さん。
「元気してるかなー?」と思うらしい。なんかすんげーいい話で、哲平さんなにしてんだろう・・・
元気にやってんのかなあ・・・(遠い目)・・・・・・・最近井本さんの舞台とか出てたから元気だよねー
とか言う私はひねくれモノです(笑)。

・広島のフラワーフェスにて、ものいいの横山さんと歩いていて「カナリアだあ!」と声をかけられたボンちゃん。横山さんはしかたなくボンちゃんといっしょに「10円ちょうだい」をやったらしい。
(安達さん「俺そんなこと一回もやったことない」)
時を同じくして、サラダさんと歩いていて「ものいいだ」とこわそうな人に声をかけられた安達さん。
しょうがなくものいいのふりして「おぉーお前らがんばれよー」「ハイー!がんばります!!」

・お客さんから回収したアンケートを手に持ちトークするのですが、
そのアンケート用紙をぐっちゃぐちゃにしちゃうボンちゃん。ボンちゃんをしかる安達さん。
ボンちゃんは適当だけど安達さんは几帳面。
ボンちゃん「安達くんA型やもんなー」
安達さん「AB型や」
(ボンちゃんは「AB型」の「A」が入ってると言いたかったらしい)


カナリアが東京に出てきて6年だとか。
最初にネタを見たのは、それじゃあ5年くらい前?
シュガーライフ、ババリア時代の話もあって、時の流れを感じていました。
懐かしいなあーお互い歳とったよなあ(笑)。
ボンちゃんをはじめて見たときには、トミーズ健さんの再来だと思って興奮したんだよねー。
思えばあのときより安達さんは漫才できちんとキャラが立つようになった気がする。
ボンちゃんは・・・そんなに変わらない(笑)けど、どちらかというと永遠にそのままでいてほしい。
だって健さんだって・・・たぶん、そうじゃん(笑)?

年末に期待。祈。